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2017年8月16日水曜日

ベルギー奇想の系譜 @Bunkamuraザ・ミュージアム

HP
http://fantastic-art-belgium2017.jp/

8/5 10:00~ 60分くらい
結構人がいたが見るには問題なし

いや~ 期待していた以上に最高だった

こんなにも引き込まれるとは

ボスは以前から興味があってそれが目当てではあったけれど
ボス以外にも素晴らしい作家・作品がものすごくわんさかあった

意味分からないキャラクターとか
インパクトありすぎなキャラクターとか
そもそもテーマとか
気になりすぎる
ちゃんと意味はあるんだろうけど
《大きな魚は小さな魚を食う》

《大食》

15-17世紀
≪トゥヌダグルスの幻視≫ ヒエロニムス・ボス工房
圧巻だった…




≪パノラマ風景の中の聖アントニウスの誘惑≫ ヤン・マンデイン
意味不明…それがいいのだろうけど

19世紀末から20世紀
≪舞踏会の死神≫ フェリシアン・ロップス
超挑戦的

≪冷たい悪魔≫ フェリシアン・ロップス
ムンクの版画でこんなのあった

≪娼婦政治家≫ フェリシアン・ロップス
謎の清涼感があった

≪ステュムパーリデスの鳥≫ ジャン・デルヴィル
気になる

≪赤死病の仮面≫ ジャン・デルヴィル
謎すぎる

≪運河≫ ウィリアム・ドグーヴ・ド・ヌンク
廃墟、自然、幻想的な緑
河の水面
薄気味悪さに引き込まれる

≪黒鳥≫ ウィリアム・ドグーヴ・ド・ヌンク
朝焼け、草、水面、黒鳥
緑の濃淡の使い分けが素晴らしい

20世紀
≪女性と骸骨≫ ポール・デルヴォー
意味深

≪海は近い≫ ポール・デルヴォー
冷たく神話的

≪猫へのインタビュー≫ マルセル・ブロータールス
作家が猫に話しかけてる。作品にかんするインタビューとして
猫も応えてる。それがおもしろいし猫好きとして共感できる


いや~よかった
見ごたえありました

ボスやブリューゲルだけでなく
久々にジェームズ・アンソールやマグリットも見れた

今まで 独特な絵というとスペインってイメージがあったけど
ベルギーがあったなと改めて感じた

グロテスクなものや意味深長なものが多いが
様々な強国に侵略され戦争続きだったベルギーという国の事情もあるということも
解説があった

いろいろと勉強になりました

今日も素晴らしいアートに出会えました。

《大きな魚は小さな魚を食う》

《大きな《大きな魚は小《大食》さな魚を食う》魚は小さな魚を食う》

2 件のコメント:

  1. o daiさん、投稿ありがとうございます。
    とても嬉しいです。

    今回は、ベルギーなんですね。
    なかなか個性的な作品ですね。

    私は、ベルギーというと、ブログであげられている作家の中では、
    デルボーとマグリットくらいしか知りませんが。。。汗
    マグリットは、好きです。
    デルボーは、家に帰って、もう一度、画集を観てみますね。

    ボスって有名なんですか?
    私、はじめて耳にします。

    興味があるので、この後、検索して作品などを観てみますね。

    いつも貴重な情報をありがとうございます!

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  2. ヒエロニスム・ボス。
    『快楽の園』
    拝見しました。

    すごいですね。
    圧倒されます。

    『放蕩息子』も拝見しました。

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