マイブログ リスト

2016年11月24日木曜日

「寝屋を出るより、その日を死番と心得るべし。」 藤堂高虎 という人


言わずと知れた戦国大名ですが

途中主君を7回も変えながら
裸一貫で大名まで上り詰めた偉人です。

これまであまり知らなかったのですが

勇猛さはもとより
その冷静な分析能力や時代の潮目を見る目・対応力には
学ぶところが多いです。

名言も多く残していて
その言葉は今のサラリーマンにもためになるところがあると思います。

そのなかでいくつか


寝屋を出るより、その日を死番と心得るべし。かように覚悟をきわまるゆえに、ものに動ずることなし。
死ぬと思えばなんでも怖くない、なんだってできる。またそれくらい一日を大事にすごくということでしょうか。
Appleのスティーブ・ジョブズも今日が地球最後の日と思って行動しなさいみたいなことを
おっしゃっていたような




数年、昼夜奉公しても気のつかない主人であれば、代々仕えた君主であっても暇を取るべし。うつらうつらと暮らすのは意味がない。
こちらもただ仕えるのではなくて目的を意識して仕えることを言っているような気がします。ただ流されて暮らすのは無駄だと。そしてそんな環境(君主)もまた無駄だと。



今の先行き不安定な時代もまた戦国の乱世と重ねるならば
今の自分たちにも理解できる部分があると思います。
奉公=働くこと、君主=会社または上司 と捉えるなら
今の環境に価値を見いだせていない、あるいは自分の価値を認めてもらえていない
ということであれば 今のすべてをなげうってでも別の場所に移ることが必要だといえます。それも納得行くまで何度でも 

そして なによりも 君主を見極めること、お上や会社に頼らず不安定な世の中で自分の生活を自分自身で切り開いていくことが重要だと思えます。

我々サラリーマンにもいえることじゃないかと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿